穂乃への手紙

パパとママが福島に住んでいた頃、穂乃が産まれる事を知りました。
初めての子供だったからパパとママだけではなく、じいちゃんとばあちゃん富山のおばあちゃんもみんな大喜びだったよ。
ママはお腹が大きくなった頃に会社を辞めて穂乃が無事産まれてくるように毎日外を歩き、家の中ではカエル歩きをしていました。
そして穂乃が産まれる日にパパは会社を抜け出して病院に行きました。
ママは穂乃を産む時とっても痛そうで苦しそうで大変だったんだよ。
そうして産まれたばかりの穂乃をパパは初めて抱っこしたんだけど、小さくて壊れそうで怖かったな。
そしてそれから何日かして京都に転勤することになりました。
京都では妹の風ちゃんが産まれて4人家族になり今の市川に引っ越してきました。
穂乃はどこでも明るくてやさしくて良い子で良いお姉ちゃんです。
みんなはそんな穂乃の事が本当に大好きなんだよ。
ずっとそのままの穂乃でいて欲しいな。