あっ！本当に体中ボツボツだ。
風ちゃんのすべすべの美しい身体が可愛そうに。
水ぼうそうになってない人は〝うつる〟というから穂乃も来週にはボツボツになるのか。
ん？そういえばパパは水ぼうそうやっているのかな？
ママはやっているとの事。
富山の美代ちゃん聞いてみた。
「うーん、どうだったかな？」
おいおい覚えていろよ！
大人になってからだと大変らしい。
ま！いいか、なったらなったらで。
とにかく風ちゃんは一日中家の中でお留守番。
穂乃はﾌﾟｰﾙの後パパと耳鼻科に。
ずっと鼻づまりだったから診てもらう事に。
次が診察の順番だ、しかし前の子供が大泣き。
それまで余裕だった穂乃の顔が急に緊張。
「マルヤマホノカさん〜」
「いや〜〜〜！！！！」
大丈夫だよ穂乃！直ぐ終わるから。
パパは診察椅子の上で膝に穂乃を乗せ診てもらいます。
ガシ・ガシ・ガシ。（パパベルト装着完了。）
まずは耳、小型カメラを耳の中にデカイ耳クソ発見。
「うぎゃあああっ！！」
穂乃！動いたら余計痛いよ。
次は鼻、先生は睨みながら尖った機械を穂乃の鼻につっこみます。
「ほんぎゃっにゃあああーーーーーーー」
「痛いぎょううううーーーーーーーーー」
穂乃は沸騰したヤカンのように真っ赤になり、頭と顔から蒸気を噴出しながら暴れます。
あちぃー！、パパも汗だらけ。
先生が診察結果を話してくれているのですが、穂乃の泣き声で何もきこえません。
とにかくありがとうございます、アレルギー判断の結果は４日後。
