反対の性格

夏休み中の終わりの頃幼稚園であった納涼会でのこと。
ふうちゃんと同じバス停のお友達がパパのそばにきて話をしていました。
「ふうちゃんはようちえんでどう?」
「ふうちゃんはねぇ、いつもおこってるんだぁ」
がくっ。やっぱり〜。
毎日年上のお姉ちゃん達と遊んでいるし気は強いよね。それにお友達と慣れてきて気を許しているから、きっとほのに話しているような感じなんだろうね。ほのと話してる感じってことは口調も荒くてまさにおこってるように聞こえるだろうなあ。
2学期になって様子をみていたけど公園でも遊んでいるので、その都度きつかったり普通だったりなんだろうなと思っていました。
ところが今週に入って、何となくお友達の様子が違うなと思っていました。
そして今朝のバス停でふうちゃんが近づくと「こないでよ〜」
あっ、やっぱり何かあるんだ〜。
気になったのでバスが行ってからお友達のお母さんに聞いてみることにしたよ。
お互い慣れてきて地がでてきているんだよね〜、こうやってもまれて成長するんだよね。と、前提の上で、ふうちゃんは地がでてほのに話すような強い口調で話していて、それがお友達は今は嫌みたい。
でも、お友達のお母さんは嫌なら嫌と自分で言うように言ってるから様子をみてみようと言ってくれたので帰りの様子をみていた。
バスがついて降りてくると二人の様子はあきらかに変でした。
公園で遊んでいるけど全く別々。
家に帰ってきてもふうちゃんはいつものように荒れているので「そんな口調で話してたらお友達に本当に嫌われるよ!」
と言っていろいろ話をしていると、そのお友達が今日は全く話してくれなかったと泣き出していました。
「ふうちゃんがね、ねえねとはなすようにおこったようにはなすから、ふうちゃんこわいっていってるんだって」「このままだとふうちゃんおこってばかりだからきらいっていわれるよ」
「え〜!いやあ!やさしくはなすぅ」
結局その後お友達の家に行って、ふうちゃんは「ごめんね、やさしくおはなしするね」とお話していました。
お友達も「いいよ〜。あしたからまたあそぼう」と言って二人は遊び始めました。
まあ、四歳のふうちゃんはこのことはすぐまた忘れてしまうと思うけどとりあえずギクシャクしていた関係を修復できたからいいよね。
ふうちゃんはいつも一番下で遊んでもらっているから(しかもお姉ちゃんはやさしいほのだし)甘えているんだよね。だから同い年のお友達にバシッとされて少しはよかったのではないかと思っています。
しかし、今まではほのは逆の立場でいろいろされることばかりだったのに、ふうちゃんはまるっきり逆。これからもこんなことどんどんでてくるんだろうなあ。ふうちゃん、あまり暴れないでね〜!