別々に公文

2人で公文にいきだしてからいつも二人は一緒に通っていました。
2時に帰ってくるふうちゃんは本当は早い時間に行けるんだけど、学校から帰ってくるほのを待ってから行くので今までより一時間近く遅くなっている。
一時間遅いと、時々ふうちゃんは公文終わる頃に眠くなってくることがあるみたい。
別々に連れて行ってもいいんだけどまだ無理かな?
なんて思っていた矢先、今日はほのは虫歯治療の歯医者です。
時間は4時から。う〜ん、ふうちゃんも連れて行って歯医者の後公文かぁ…。歯医者の待ち時間もあるし、ふうちゃん大丈夫かしら。なんて考えていたのだけど、ふと一案が思いつき2人に相談してみました。
「こんどの公文のまえに、ねえねは虫歯の歯医者なんだぁ。待ってるじかんもかかるし、ふうちゃん先に1人で公文して教室で待っててくれない?ねえねが歯医者終わってくもんに行った時に一緒に帰ろう。で、ねえねは公文終わったら家に電話して、そして橋まで1人で帰ってきてみない?ママは橋まで迎えに行くから〜」
「いいよ〜」
え?いいの?ホントに?
ママの方が何回も聞き返していました。
そして今日の夕方がやってきました。
自転車で出発です。
最初に公文でふうちゃんをお願いします。
イヤって言うんじゃないかしら。
「こんにちは〜」
いつものように入っていきました。
先生に事情を説明してほのと歯医者へ。
50分くらいかかって終了、またまた公文へ。
ふうちゃんはお利口に公文のパズルをして待っててくれました。
またまた今度はほのの帰り方の事情を話してふうちゃんと帰ってきました。
約45分後、ほのから電話がきたのでふうちゃんと橋まで迎えにいきました。
橋につくとむこうから自転車に乗ったほのが1人で帰ってきました。
「ねえね〜!おかえり」
何だかとても頼もしくみえました。
先生にもすごいね〜偉いねってたくさん言ってもらって嬉しかったみたいで「また今日みたいに行ってもいいよ〜」と言ってくれました。
うん、またよろしくね!
2人ともまたまたお姉さんになったね。