実家の除染

昨日で「東日本大震災」から4年たちました。
4年前ママと年長だった風ちゃんは家の壁に抱き合ってしがみついていました。2年生だったほのは机の下にもぐり恐くて泣いていたら隣の男の子に「大丈夫だよ!」って声をかけてもらっていました。
パパは仕事中で後輩の方と車に乗って市川橋の上を走行中でした。
震源が東北と知り、そこからじいちゃんへ連絡をとるためにかかった時間が約1時間。お友達ママの携帯でした。
その後4年が経ち、私達は普段の生活を送っています。
福島に帰省するとようやく除染があちこちで行われていました。
その除染がママの実家でもつい最近行われたと連絡がありました。
高圧洗浄で家を洗浄、庭の土を削って大きな容器に入れ庭に穴を掘り埋めたのだそうです。庭に埋めれるくらいの量ですんだので見た目は何もしていないようだと言っていました。
除染終わったから少しは安心かな?でもなんだか虚しいね。原発を恩恵を受けていたわけでもないのに。同じ県にすんでいただけで、原発の電気は今私がすんでいる関東に送られていて何不自由に使わせてもらっています。
自分の実家の庭に放射線物質が埋められているのよねー。
私がどうすることもできないんだけど、何だかなー…。
これが復興の手助けになると信じて受け入れるしかないんだよね。
福島の方々の気持ちを思うと言葉がありません。
今自分がおかれている生活に感謝しながら生きて行こうと思います。